七夕

2006年7月9日 日常 コメント (1)
 乗り遅れていますが。
 子供の頃、軒先に「美人になれますように」と下げて吊るしたら、翌日近所の笑いものになってた。
 願い事かくもんやろーもん。

 今回もブログで色々な願い事を見ましたが、

 福山雅治に会えますように。だめだったら谷原章介でもいいです。

 55歳になったらカブトムシになれますように。

 が個人的に秀逸だった。

遠藤実

2006年6月19日 日常
 日経新聞「私の履歴書」。今月は作曲家、遠藤実氏。といっても、私は彼の名前すら知らなかった。舟木和夫の「高校三年生」、森昌子「せんせい」を作曲したと聞き、フレーズが浮かぶ程度。

 このコーナーは人選で8割決まってしまうだろう、それは作り手だって当然分かっていて、外れはほとんど見たことない。
 が、30回続きの自伝は、どうしても1回目と自分が元から知っているエピソードに触れた部分が一番面白い。

 しかし、今、名前も知らなかった人の「履歴書」を真っ先に読んでいる。昨日あたりまで、彼の人生にいいことは少なかった。お腹を空かせているときにカツ丼を食べさせてくれた女性を妻にしたことくらいが、「良かったね」と言える数少ない出来事。

 格差社会が首相の後継を左右するほど大きな問題となっているが、戦後の厳しさにくらべれば、今の甘さはいかばかりか。
 もちろん、格差社会の問題は、経済状況以上に、本人やその親の「甘さ」にある。その点ではより、ひずみが大きいのかもしれないが。

 どこかの社長や、或いは現楽天監督の野村氏の履歴書もかなり面白かった。が、彼らと似た物語は、今現在だって紡がれている。
 遠藤氏の人生に、こんなにも引き寄せられるのは、もう、このようなサクセスストーリーが現代では起こりえないからかもしれない。すべてにおいて。
 毛が気になる季節。
 昔、一念発起して脇の処理はしたが、後少しというところで妊娠し、中断。はげる寸前のおやじのようなちょぼ毛が生えている。

 君島十和子がまだ色物マダムだった頃、何かのインタビューで「独身時代にやっておくべきことは」と問われて、即座に「無駄毛処理」と答えていた。

 あの女、全くぶれていない。

 若い頃からブランドかぶれ、美容おたくで頭の空っぽなバカ女扱いされていたが、子どもを2人産んで、40代に突入しても筋を通していたら、立派な一芸だ。私も頑張ろう。

朝のリレー

2006年5月24日 日常
 ネットコミュニティから離れていた4,5年で、足あとなる機能が出現した。

 前は、自分でアクセスカウンターを貼り付けていたのに。

 誰が見ているか分かることより、生活時間帯が分かることが素晴らしい。
 社会全体が夜型になってることとか、夜勤を終えて帰宅してるのに、更新した途端足あとがつくこととか。

 この時間に、孤独なのは私だけじゃないという不思議な連帯感。おやすみなさい

濃いの時間

2006年5月10日 日常
 メーンの日記はmixiで、こちらではそこからこぼれたものを書いている。

 それにしても、ダイアリーノートの日記は恋愛を始めとする、自分の中で収まりがつかない感情の吐露が多い、と思っていたら、そうか。

 mixiは荒れないことに主眼を置いた実名システムだ。最近は実名での登録もかなり減ってきたが、リアル友達とのつながりが中心にある点は変わらない。
 これじゃあ書けないよな。
 知り合いの日記にも「ああ!!!頭の中がぐちゃぐちゃ」といった内容はあるが、やはりそれ以上は自主規制している。

 安全は素晴らしいが、そこにドラマは起こりにくい。

5月7日の日記

2006年5月7日 日常
 昨晩は上司の誘いを振り切って午前2時半に退社。しかしタクシーに乗り合わせた2つ上の先輩と自宅目前で降りてしまい、居酒屋に入ってしまった。

 空が白くなる頃帰宅して、6時に就寝。数日来体調を崩し、親に迷惑をかけていたので、モンブランケーキを購入した旨実家にメールして寝た。
 「明日、適当に取りに来て。昼過ぎだったらこちらから持っていく」

 寝すぎたかなあと思うくらいの感覚で目覚めたのは12時。私にしてはものすごく優秀だ。携帯をチェックすると父からメール。
 「朝からみなで熊本に行く」。

 申し訳ないやらありがたいやら。
 おかげで、今日は午後8時の出勤まで、こうやってのんびりさせてもらっている。

 父は、サラリーマンとしては勝ち組とは言いがたく、2度の失業と数度の転職を経験している。転職するたびに、ペイは減っているし、斜陽産業を渡り歩いているため、退職金は1円も見込めない。だけど、私や私の祖母、私の息子にとって全く欠かすことのできない人力だ。
 本当に、感謝しているのでR

 

 
 7年前にO県に赴任していた頃、チャットで知り合った女の子が泊まりに来ている。

 まだブログがない時代。チャットや掲示板はコミュニケーションの先端だった。私が毎日通っていた地元のチャット。彼女は、その開設者の不倫相手だった。彼女は当時、常に彼氏の背後にいて、オフ会などでも一緒に現れて一緒に帰っていくため、実際に話したことはあまりなかった。

 当時23,4歳だった彼女。こんな若いうちから30半ばの妻子持ちに捕まって、後々大変だぞと心配していたら、案の定体調を崩し(ほかの原因もあったのだが)、会社を辞め、しばらく入退院を繰返すことになった。

 この頃、私の周囲は不倫不倫不倫。不倫睡眠薬退職不倫。最初は軽い気持ちで足を踏み入れるんだろうが、恋の終着点は自分で決めることなんてできない。
 無駄な経験などないと言うが、不倫から得られるものは教訓だけだと思う。

 私はその後、今の職場に異動して、深夜型の人間になる。ちょうど不安定で不眠に苦しむ彼女とネット徘徊時間帯が一致し、細々と連絡をしあうようになった。
 昨年の今頃はまだ廃人に近かった彼女が、ようやく一人で電車に乗ってマキハラノリユキのコンサートに出かけるまでになった。さっき3時に帰宅したら、彼女はちゃんと私のベッドで寝ていた。よかったなー。
 今まで、親しかった男が突然逮捕されて、私のあげたプレゼントが警察に押収されたり。

 彼氏の家のクローゼットから女がでてきたり。

 子どもの父親が、大学生の女との間にひっそり隠し子をつくっていたり。

 にわかには信じられないことが次々起きた。
 どうしてこんなに当たるのか。

 と思っていたら。
 先ほど、仕事を終わって1時間ちょっと飲んでいた男の子から、3時半に電話がかかってくる。
 おかしい。彼には奥さんと1歳のかわいい娘がいる。別に私たちは単なる仕事仲間だが、それにしても家からわざわざかけてくるのはおかしい。

 「ごめん。悪いけど、妻がものすごい疑って代われって」
 とんでもなく申し訳なさそうだ。こちらもやましいことはないので「いいよ」と。

 「あの、すみません。私、今、過呼吸で(ゼーハーゼーハー)」。こういうバックグラウンドがあるなら、事前に報告してほしいのだが、彼も言うべきかどうか迷っていたんだろう。他人に話すようなことじゃないしな。

 「私、主人を信じられないんですぅ(ゼーハーゼーハー)」。
 一緒に飲んだけど何もない、といっても動揺は収まりそうにないので、少しだけ嘘をついた。
 「今、私会社なんですよ。もう少し彼を信じてあげてください」。

 彼、は、私の6年前の彼氏である。彼を信じてあげてください。は、6年前の私への言葉でもある。

 とにかく、私の携帯番号は奥さんにマークされたようだ。今度からは慎重に連絡しよう。って、なんにもないんだけど。

 

潮目と節目

2006年4月16日 日常
 大厄です。

 前厄のときは、そりゃ目から星が出るような事件がてんこもりだったので、今年はひるみ、お祓いに行こうかと考えたほど。

 某知人によれば、大厄とは年齢的に転機が訪れやすい時期なので慎重な行動をしましょうね、と意識を促すための先人の知恵だそうだ。

 もっとも、昔は女の人生、今の何倍かのスピードで進んでいただろうから。その感覚でいえば子育てが一区切りし、ふぅ、という年齢だったのやもしれぬ。

 以下ヒミツにて。
 女31歳。成長したわと思ったら、単なる老化だったり、曲がり角に猛スピードで突っ込んでいる感あり。
 それに比べると、早送りじゃないか、というスピードで発達を続ける息子。
 例えば、いつの間にか平仮名を覚えてた。
 初めてブリーフをはかせたら、一瞬にして前の窓は○んこ(亀)を出し入れする部分だと理解した。

 息子が生まれて2年8ヶ月。最も感動した瞬間、それは彼が6ヶ月前後の頃、お尻を掻いているのを見た時だ。

 たぶん、それまでだって「かゆい」感覚は持っていたはずだ。けど、どうすれば解消するかは解らず、泣くだけだったんだと思う。
 その日、彼は「掻く」ことで自分の体に生じた不快さを取り除けると知ったのだ。

 どうやって掻く技術を学んだのだろうか。たまたま手が当たった?かゆい部分を触っているうちに、力が入って、そしたら気持ちよかった?
 肩が凝る→揉む
 暇つぶし→鼻をほじる
 うんこ→嗅いで臭いと感じる

 そう、私たちが何気なくやっている全てのことは、学習によって身に着けたことなのだよな。

 今日、息子は「おママ、頭がかゆいの」と、頭部を私の方に突き出してきた。人の手でも、かゆみは解消できることを、いつの間にか学んでいる。
 昨日は、満開の桜を指差し、「お花、かわいいね」と言った。花は愛でるもの、ということだって、ごくごく最近、誰かによって教えられた概念に違いない。

 勿論、彼のリンク付けはまだ作業途上であって、
 
服にプリントされた英語=かっこいい
ジーパンやバッグなどがおそろい=乾杯(どうも、大人がグラスで乾杯しているのを見て、同じものをぶつけ合うことを乾杯と解釈したようだ)。

 など、いくつかのバグも見受けられるが。

 うんこが汚くて、トイレでして流すもの。ということだって、教育により得た概念だ。もし、私がそのリンク付けができていなかったら、昨日、裸足で踏んでも靴下を脱ぐことなく、ご機嫌ななままでいられただろう。

 人間が人間になるためには、人間が必要なんだよな。無数の人間が、1人の人間を仕立て上げている。息子を見るにつけ、実感する。 
今日は、何か書きたいことがあったはずだが、人間のうんこを踏んでしまい、記憶のすべてが彼方へ飛んだ。

 道端の犬の糞を踏んだことはあるよ。息子のうんこが手についたこともある。

 けど、靴を脱いだ足で踏みつけたのは初めてだ。

 朝、保育園に息子を連れて行った。いつものように、玄関で靴をぬぎ、屋内に上がった途端、
 土踏まずがむにゅぅと叫んだ。

 この感触は何だ?想像もできず、足の裏を見ると、何かがべっとり。床には私に踏まれて広がった茶色いもの。
 こんなとこにうんこ?まさかね、と靴下を脱ぎ軽い気持ちで鼻に近づけると、まぎれもなくうんこの臭いではないか!!!!

 反射的に靴下を玄関に脱ぎ捨てる。それを何かの儀式と勘違いした息子が、自分の靴下を脱ぎ、うんこだらけの私の靴下の上に重ねる。ちがう。やめぇい。第二の犠牲が出ないよう、慌てて息子を抱きかかえる。
 「いやーん。オママ。蒼くんも靴下ポイする〜!」
 怒り、叫ぶ息子をがっちりとホールドし、階段を駆け上がる裸足の三十路。

 靴下は、そのまま玄関先に放置していきました。
 てか、何でうんこ落ちてたの?置いたの誰よ。まさか、大人じゃないよな。

 友人に顛末をメールすると「相変わらずあほだな」と返事が来た。
 違うやろ、この場合。アホはうんこ置いた誰かだ。

演歌な女

2006年4月6日 日常
 ネット友達の間でじわり流行っている成分解析。
 http://tekipaki.jp/~clock/software/; 自分でするまでもなく、みなさんが私のこともやってくれてたりするんだけど、本名は知るまいと、あらためて試してみました。
○○の成分解析結果(伏字は本名)
○○の51%は運で出来ています。
○○の30%は濃硫酸で出来ています。
○○の14%は睡眠薬で出来ています。
○○の2%は砂糖で出来ています。
○○の2%は黒インクで出来ています。
○○の1%は大人の都合で出来ています。

一時期、浴びるほど睡眠薬(果ては点滴まで)飲んでた時期もあり、妥当な解析だ。

ちなみに、さなぢでやると
さなぢの97%は明太子で出来ています。
さなぢの2%は株で出来ています。
さなぢの1%は食塩で出来ています。
 きれいさっぱり博多の女。
 つまり私は、mixiでさなぢとして文章を書くことにより、内面のドロドロした部分を、さらさらと昇華かつ消化しているようだ。

 息子は
○○蒼の62%は媚びで出来ています。
○○蒼の23%は知識で出来ています。
○○蒼の6%は電力で出来ています。
○○蒼の3%は電波で出来ています。
○○蒼の3%は嘘で出来ています。
○○蒼の2%は魔法で出来ています。
○○蒼の1%は怨念で出来ています。

 と、いかにも2歳児的。

 というような結果を、
==の60%はやらしさで出来ています。
==の32%は魔法で出来ています。
==の8%は株で出来ています。
 このように解析された、「勃ったまま死ねれば本望」と言ってはばからない50歳の上司に送信してみた。

 以下返信。
>○○(さなぢの本名)の30%は濃硫酸で出来ています。
 ○○(子父)はこれで死んだな。次の犠牲者は出さないように、中和剤を飲んでくれ。
 

あの子誰の子

2006年3月31日 日常
 祖父の通夜、葬儀。一通り終えました。

 実家に仏壇があるため、お参りの行為には馴染みがある息子。

 葬儀でも皆の真似をしたがって、祖父の側に行き、線香をあげ、叫ぶ。
 「おじいちゃん、ちゃんと寝たか。
 蒼くんは2歳になりました。蒼くんは2歳になりました。蒼くんは2歳になりました」

 高齢者ばかりの場で幼子が手を合わせている様子は、空気を和ませるはずなのだが・・・。

 「ところであの子誰の子?」

 うちはとにかく親戚付き合いが薄い。
 母方は、遺産をめぐり裁判。父方も子の出来をめぐり、足の引っ張り合い。
 父は、今では世間体<孫かわいいなのだが、未婚の母子は弱み、との考えを拭い去れなかった母が、わが息子の存在を表に出すことを避けてきた。

 しかし、昨年の夏に母方の祖母が亡くなり、母も「えーい、ままよ」と覚悟を決めた。家族総出で10年ぶりの対馬へ。

 すると、訪れた先も、末娘が勘当同然で子どもを産んでいたという事情が判明。
 互いに「みなまで言うな」という空気が醸し出され、母と伯父は積年の仲たがいもどこへやら・・・となったのである。

 案ずるより産むが易し。母も、それで気が楽になったようで、今回は割りと堂々としていた。

 「さなぢさん、今日は旦那は?」
 「あ、私結婚してません。」
 「へ?じゃあ、あの子誰の子?」
 「私の子です。」

 言葉を失う親戚に割って入ってくる。
 「娘は男より仕事を選んだんです。家も買ったのです」
 自立、を連呼するほど、まだまだ母が踏ん切りがついていないことが、かえって強調されてしまうのだが、それは言うまい。
死ぬとか生きるの前に
いや、読んでません。昨日の新聞広告で衝撃を受けました。

 傷口に塩を塗るこの売り方。

 けど、「負け犬」という言葉を気にする人が気にする将来って、10年後とか20年後なわけで、早死にか長生きかなんてところに思いを巡らす余裕はないと思われる。

 それこそ、「いい男ゲッツで子を産んで幸せな家庭つくれれば、長生きなんてしなくていいわ」くらい思ってそうだが。
 どうざんしょね。
三十路の旅最終章〜そして伝説へ
あらすじ
 披露宴を1日間違えて東京に来てしまった私。開演11:30なのに、羽田発の便は12:20。弟に頼んだ格安航空券も取れていなかった・・・

3月12日
10:00 I嬢宅出発。最寄の駅に金券ショップがあると聞き向かうが、やはり休み。
10:20 mixiに書き込み。
10:45 東京駅到着。初めての八重洲口。少し歩くと金券ショップがいくつかあるが、全て休み。ノー。

11:00 あきらめて駅に戻る。
11:05 mixiつながり、k-tanakaからメール。東京駅の大黒屋、銀座の金券ショップ2店の電話番号記載。もう、間に合わないが、披露宴の後駆け込むことはできるかもしれない。

11:20 披露宴会場、東京會舘に到着。今度こそ、本当に今日だ。エレベーターを歩くと「さなぢちゃん!」と声を掛けられる。学生時代の同級生たち、みな8年ぶり。
 受付に旧友発見。「まるちゃん!」と叫ぶと「私はまるちゃんではありません。まるちゃんは会社の同期です」と否定され、顔から火が出る思いをする。

11:30 開演。ほんもののまるちゃん登場。「も〜、間違えないでよ」。
12:30 mixiチェック。数人が、格安チケット情報書き込み。渋谷は無理だが、新橋は行けるかも。希望が出る。
12:45 ANAのサイトに携帯からつなぐ・・・と、希望の15:20便は残り座席3席。うぉ!金券ショップとか言ってる場合じゃない。涙をこらえ、正規の3万3600円で予約を入れる。

13:15 新婦のテーブルへ。混乱の元は完全に自業自得なのに、「さなぢ、ごめんね、ごめんね」とものすごく謝ってくる。ごめんよ〜。私が新婦を泣かせてどうするよ。
 彼女は学生時代からショックを受けると反射的に下痢をする。頼む。それ以上悲しまないでくれ。こらえてくれ〜。

13:45 余興の獅子舞踊りが始まる。そろそろ時間だが、デザートだけはどうしても食べたい。コーヒーは無理そうだ。
13:50 デザートキター。3口で食う。テーブルの同級生に「もう時間的に限界。じゃ、また」とあいさつ。
 一人が「さなぢ、来月僕の結婚式・・・お願いだから今度は間違えないでね」と懇願する。その場で手帳に書かされる。

 クロークから荷物を出していると、友人二人が走ってくる。一人は引き出物、一人はビデオカメラを抱えている。
 「さなぢ、新婦にメッセージを残してくれ」。

 「Y子、おめでとう。人生はギャンブルです。今回私は失敗を犯したが、今度は必ずリベンジするぜ。」

 「・・・新郎にも一言頼む。」
 「Y子はおなかが緩いので、フォロー頼みます。アディオス」

 目指すは浜松町だ。

14:25 浜松町到着。I嬢、息子と合流。モノレールへ。時間的にかなり険しい。息子、車内で寝てしまう。
14:58 羽田到着。一人エスカレーターを駆け上がりチェックイン。

15:10 息子を引き取り搭乗口に。
 「あんた、いつもぎりぎりやねえ」
 荷物に引き出物、眠った息子を抱え、痛い靴。そして搭乗手続きが全く進まない。出発まで5分しかない。
 係員に、anaまで電話してもらう。走れ!

 搭乗口、一番遠いよ。ヨタヨタと走る。走れメロス状態。あ、息子起きた。地に降ろし、手を取って一緒に走るが、所詮2歳の脚力。目の前の時計が15:25。大ヒンシュクや。

 搭乗口到着。息を切らしてチケット渡すと「ただいま、機体到着遅れで40分離陸が遅れます」。見回すと、大勢の人がうんざりした顔で座っている。
 なに〜。走ってくることなかったやんけ。それより、会社に大幅遅刻やんけ〜。慌てて部長に電話。

18:00 福岡到着。息子、機内で「バンザーイ、バンザーイ」と叫び失笑を買う。この時点で1時間半遅刻。父に息子を託し、地下鉄へ向かう。
18:20 会社到着。私の席に誰か座っているぞ。ノー。
 と思ったら、部長が気を遣って、遅れても問題のないシフトに代えてくれていた。盛装の私に、みな驚く。
 速攻靴を脱ぎ、パンスト一枚。上司に「足の裏が汚れるぞ」と言われるが「これ、さっき引っ掛けて破れてて。どうせ捨てるからいいんです。」

24:00 よその部の、あまり接点のない先輩に「裸足は何かの健康法ですか?」と聞かれる。 靴擦れで・・・と答えると、「靴擦れらしいよ」「何だ〜」と一斉に。話題になってたんかい。
26:30 勤務終了。

これにて、三十路の旅完結。
ロトのテーマ
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/SR/KoichiSugiyama/SRCL-3564/
時代を舞う女
 私が人に先駆けてはまったものは、かなりの確率ではやる。

 下記の日記で書いたが、windows95導入前に、専門学校に通ったパソコン操作は、実際その後かなり役に立った。

 中学時代(1980年代後半)は、ズベ公(死後)・ヤンキー全盛の中、一人スカートを膝上に詰めていた。
 かわいいと思ってしたのだが、周囲からはものすごい奇異な目で見られ、ほかの中学から見物が来たりした。田舎なのでね。
 制服ミニ丈旋風がきたのはその数年後。
 4年前に出席した同窓会で、当時の教師から「あの後、みんなのスカートがどんどん短くなっていって、その度にお前の勘のよさを思ったよ」

 小さなところでは、ヤフーオークション、開設したその日からしている。当時はすべての商品合わせても20ページもなかった。
 倉田まゆみがダメンズウオーカーを当てる前に、付き合っていた男が傷害で逮捕され、フライデーに載ってしまった。
 メンタルヘルスブームが来る前の2000年ごろには、不眠症と鬱病で月単位の入院。

 3年後を知りたいなら私をウオッチせよ。と言いたいが、未婚の母ははやらんだろうな。さすがに。
 あと、大事な日を間違えるのもはやってしまったら、世間は大混乱ですよ。
ああ、やはり硬派はだめなのか
 ここ数日、日常のネタが続いてるけど、やはりそちらの方が面白いのか(自分でもそう思う)。

 タネ明かしをすると、メーンブログのmixiはほぼこの手の内容で、アクセスがものすごく増えてしまった。

 今回の旅行もびっくり〜だが、実は、昨年夏ごろ、子どもの父親(私は未婚です)が、海外でもう一人隠し子を作っていたことが判明し。いや、さらっと書いたがかなり驚いたんだぞ。
 そもそも、この男、同じ会社だし。海外赴任をいいことに、会社にも子ども生まれるまで隠していたんだな。
 私が裁判起こさなかったら、隠し通そうとしていただろう。

 そういう、あまりできない経験を多々するので、5年ぶりにmixiを使って日記を書き始めたら、どういうわけか人が大量に来るようになり、自分があまりにもあほに思えてきたので、こちらでニュース一本槍でブログを構成してみることにしたのだ。

 今後の方針に悩む私。
三十路の旅?〜淋しい熱帯魚
3月11日
現状〜翌12日は午後4時半より仕事。よって、正午すぎの飛行機を予約していた。
 午後3時くらいのに乗れば、少しの遅刻で済みそうだけど、私のチケットは変更不可。友達を取るか、金を取るか。

11:58 ニートの弟に電話。航空券の代金を調べてもらう。
    頼みのスカイマークは全便満席。日航、全日空は繁忙期正規料金ならOK。33600円という値段を聞き、絶叫する。これまで、どんなに高くても2万5000円までしか買ったことがない。
    とりあえず、金券ショップを探すよう依頼。
12:15 京葉線が近いことを思い出し、息子を追い乗車。
12:25 弟から電話。大黒屋なら全日空を2万5000円でネット予約できるらしい。とりあえず午後3時20分の便の予約を依頼。
12:30 携帯電池切れ。新木場のキオスクで簡易バッテリー購入。600円。
12:45 葛西臨海水族園到着。
    マイミク(mixi上の友人)のk-tanakaよりメール。失礼にならない披露宴のドタキャンの仕方がとうとうと書いてある。この時点で、mixiにも7つのコメントがついている。

13:10 広場で昼食を食べているI嬢と息子と再会。I嬢、瞬間的に爆笑。息子、人目もはばからず「鬼は外」と絶叫。
13:20 悲嘆にくれる私に同情し、二人が弁当を半分くれる。食べる。
13:30 マイミクのイマムから「暇なら遊んであげようか」とメール。プライドを守るため、断る。
    水族園を回遊。マグロの前で、自らの愚かな所業を思い涙をこぼす。
14:30 息子が眠そうなので引き上げ。京葉線乗車。
    弟から「予約したから、以下の番号に電話を」とメール。とりあえず一安心。

15:10 品川駅で、再びI嬢に息子を託し、恵比寿へ。
15:15 JTBの車内広告に「ソウル往復19800円」とあるのを見て、怒りにこぶしを震わせる
15:30 恵比寿到着。大黒屋に電話・・・つながらず。番号が間違っているのか不安になるが、弟も電話に出なくなる。
15:45 学生時代の友人M男と食事。折を見て、大黒屋に電話・・・つながらない。
17:30 バッテリーが合わなかったのか、携帯の画面が真っ白になる。夜、k-tanakaと会う約束をしていたため、ものすごく慌てる。大黒屋にも電話できず慌てふためく。

以下?に続く。

淋しい熱帯魚
http://norikochan.s1.xrea.com/wink_samishii_b10.html
 披露宴出席のため、3月11日から上京。顛末をドキュメントにてお伝えします。なお、サブタイトルは、私の心象風景です。

 0:0 「明日、朝早いので」と断りを入れ退社
 3:30 旅行の準備を終え就寝
 6:25 起床、実家まで息子を迎えに行く
 7:20 実家にあるはずのパーティバッグが見つからない。東京の友人に「バッグ貸して、品川まで持ってきて」と打電し出発。
 8:20 全日空にて福岡空港発。

9:45 羽田空港到着。
10:00 息子、空港トイレ付近で迷子。探し回っていると、知らない女性の胸の中で号泣していた。
10:05 逆切れした息子に、ドレスに鼻水をつけられる。
10:13 京急線特快に乗車
10:40 品川到着。友人I嬢に息子を託し山手線へ。
10:55 東京駅下車。11時半開演のため早足。

11:15 東京會舘到着。エレベーター上の「本日の予定欄」に披露宴の記載なし。招待状を見て12階と確認。エレベーターへ。
    12階到着。目に飛び込んできたのは「○○専門学校卒業式」。披露宴会場を探しながら、クロークを見つけ、荷物を預ける。
    クローク前で招待状をもう一度開くと、(日)という文字が目に飛び込んでくる。受付の女性に「今日何曜日ですか?」と尋ねると「土曜日ですが」「披露宴はないんですかね」「その方でしたら、明日ですよ
   灰になる
    mixiに書き込み。

11:30 最寄のスタバへ。
   上司に電話。明日の勤務を再確認する。弟に電話。息子を預かっている友人に電話。
   放心のままmixiにつなぐと、わずかの時間にコメントが2つついている。

 ?に続く。
 大都会の歌詞
 http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=37145
 土曜日、学生時代の友人の披露宴に出るため、2歳の息子を連れて上京。

 息子連れの旅は、一筋縄では行かず、会場に到着したのは開演20分前。
 ほっと一息、荷物を預けようとしたとき、会場の奥を見ると「○○学校卒業式」とある。

 あれ?この階じゃなかったっけ?
 招待状を開いた私の目に飛び込んできたのは(日)という一文字。

 披露宴は翌日であった。

 本来の披露宴の日、私は福岡で仕事が入っている。
 そして、航空券は変更がきかない。

 何年ぶりか、というくらいの放心状態になり、次の瞬間、私が取った行動は
 携帯から、日常的に使っているブログに「今、会場。披露宴明日だ」と書き込み。

 親友の一世一代の晴れ舞台に、一世一代の間違いを犯した私。

 スタバでしばらく灰になった後、ブログに接続したら、わずか1時間足らずで、猛烈にコメントがついていた。

 近くの金券ショップ(格安航空券を買うため)情報や、ご祝儀だけ渡して披露宴をドタキャンするときのマナーなど、知恵の泉状態。

 とりあえず、頭を冷やすために、京葉線に乗り葛西の水族館へ向かう。
 てか、この行動自体、頭が冷えていない証拠だ。

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